「髭が濃くて毎朝の髭剃りに時間がかかる」「夕方になると青ヒゲが目立つ」「回転式よりも深剃りしやすい電気シェーバーを探している」という人におすすめなのが、往復式の電気シェーバーです。
往復式は網状の外刃で髭を取り込み、内部の刃を高速で左右に動かしてカットします。特に濃く太い髭を効率よく処理したい人や、短時間でしっかり仕上げたい人に向いています。
ただし、「往復式ならどれでも深剃りできる」というわけではありません。刃の構造やモーター、ヘッドの密着性などによって使い勝手は変わります。
この記事では、往復式電気シェーバーの特徴や選び方を解説したうえで、おすすめの高性能モデル3選を比較します。
往復式電気シェーバーとは?
往復式は、外刃の内側にある内刃を左右へ高速に往復させることで髭をカットする方式です。
パナソニックのラムダッシュシリーズやブラウンのシリーズ9など、多くの人気電気シェーバーで採用されています。
基本的な使い方は、外刃を肌へ軽く密着させながら直線的に動かすことです。髭の流れに合わせてシェーバーを動かす方向を調整することで、効率よく髭を処理できます。
特に「髭が濃い」「太い髭が多い」「朝の髭剃りを短時間で終わらせたい」という人は、往復式を検討する価値があります。
往復式電気シェーバーのメリット
1) 濃い髭を効率よくカットしやすい
往復式の大きなメリットは、内刃を高速で動かして髭を次々とカットできることです。
特に髭が太く密集している人の場合、カット性能が不足すると同じ場所を何度も往復することになります。高性能な往復式なら、濃い髭を効率よく処理しやすくなります。
2) 深剃りを重視する人に向いている
往復式は外刃を肌へ密着させながら髭を取り込むため、深剃りを重視する人にも選ばれています。
ただし、深剃りしたいからといってシェーバーを強く肌へ押し付ける必要はありません。必要以上に押し付けると肌への刺激につながる可能性があります。
「強く押して深剃りする」のではなく、高性能な刃とモーターを活かして少ないストロークで仕上げることがポイントです。
3) 早剃りしやすい
朝の限られた時間で髭を剃る人にとって、早剃り性能は重要です。
往復式はシェーバーを直線的に動かしながら広い範囲を処理しやすいため、頬や鼻下などを短時間で仕上げたい人にも向いています。
往復式電気シェーバーのデメリット
深剃りや早剃りを重視する人に便利な往復式ですが、購入前に知っておきたい注意点もあります。
1) 肌への刺激を感じる場合がある
往復式はカット性能を重視したモデルが多いため、肌質や使い方によっては刺激を感じることがあります。
特に敏感肌の人は、シェーバーを強く押し付けたり、同じ場所を何度も往復したりしないよう注意しましょう。
2) 複雑な毛流れには剃り方の工夫が必要
顎下や首には、横向きや斜め方向へ生えている髭があります。一方向だけにシェーバーを動かしていると、寝た髭やくせヒゲが残る場合があります。
剃り残しがある場合は力を入れるのではなく、髭の方向を確認してシェーバーを当てる角度を変えることが大切です。
往復式電気シェーバーの選び方
1) 髭が濃い人はカット性能を重視する
髭が濃い人の場合、最初に確認したいのがカット性能です。
太く密集した髭を一度で十分に処理できないと、何度も同じ場所を剃ることになります。そのため、刃の構造だけでなく、内刃を安定して高速駆動できるかも重要です。
2) 刃の枚数だけで判断しない
往復式には3枚刃、5枚刃、6枚刃などさまざまなモデルがあります。
多枚刃には広い範囲の髭を取り込みやすいメリットがありますが、「6枚刃だから必ず5枚刃より深剃りできる」という単純な比較はできません。
刃の枚数に加えて、髭を取り込む外刃の構造、駆動方式、ヘッドの密着性などを総合的に比較しましょう。
3) アゴ下や首への密着性を確認する
頬や鼻下はきれいに剃れるのに、アゴ下や首だけ髭が残る人も多いでしょう。
アゴ下や首には大きなカーブがあり、髭の生える方向も複雑です。そのため、顔の凹凸へ追従しやすい可動ヘッドを備えているかも重要になります。
4) 肌への負担も考える
深剃りを重視する場合でも、肌への負担を無視することはできません。
特に毎日シェーバーを使用する人は、少ないストロークで仕上げられることや、髭の状態に応じて効率よく剃れることにも注目しましょう。
5) 本体価格と替刃の費用を確認する
電気シェーバーは本体を購入して終わりではありません。長期間使用すれば、いずれ刃の交換が必要になります。
本体価格だけでなく替刃の価格や入手しやすさも確認しておくと、購入後の維持費を考えやすくなります。
電気シェーバー往復式おすすめ3選
ここからは、深剃りや早剃りを重視する人におすすめの往復式電気シェーバーを3モデル紹介します。
| 商品 | 方式 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| パナソニック ラムダッシュPRO 6枚刃 | 往復式 | 6枚刃+高速リニアモーターで濃い髭を効率よくカット | 深剃り・早剃り重視 |
| ブラウン シリーズ9 Pro+ | 往復式 | 5+1カットシステム+密着ヘッド | アゴ下・寝た髭、肌へのやさしさも重視 |
| マクセルイズミ 6枚刃モデル | 往復式 | 6枚刃を採用しながら価格とのバランスを取りやすい | コスパ重視 |
1位:パナソニック ラムダッシュPRO 6枚刃
濃い髭をできるだけ短時間で深剃りしたい人におすすめなのが、パナソニック ラムダッシュPRO 6枚刃です。
6枚刃と高速リニアモーターを組み合わせ、濃く太い髭を効率よく処理することを重視した往復式シェーバーです。
1) 6枚刃で広い範囲の髭を処理しやすい
6枚の刃を使用して髭を取り込むため、髭が密集している部分も効率よくシェービングしやすいのが特徴です。
特に毎朝の髭剃りに時間がかかっている人にとって、広い範囲を効率よく処理できることは大きなメリットになります。
2) 高速リニアモーターで濃い髭をカット
ラムダッシュシリーズの特徴のひとつがリニアモーターです。髭が密集している部分でも内刃を高速駆動させ、太い髭を効率よく処理します。
「髭が濃い」「朝の髭剃り時間を短縮したい」「深剃りも妥協したくない」という人に適した選択肢です。
3) 深剃りと早剃りを重視する人向け
ラムダッシュPRO 6枚刃を選ぶ大きな理由は、刃の枚数だけではありません。多枚刃と高速駆動を組み合わせ、短時間で効率よく仕上げることを重視している点です。
2位:ブラウン シリーズ9 Pro+
深剃りだけでなく、アゴ下や寝た髭への対応、肌へのやさしさも重視したい人におすすめなのがブラウン シリーズ9 Pro+です。
5+1カットシステムを採用し、寝た髭やくせヒゲなどを効率よく処理することを考えたブラウンの上位シリーズです。
1) 5+1カットシステムでさまざまな髭へ対応
シリーズ9 Pro+では、複数の刃やトリマーなどを組み合わせた5+1カットシステムを採用しています。
単純に短い髭を剃るだけではなく、寝た髭やくせヒゲなども取り込みながら仕上げられることが特徴です。
2) PRO密着ヘッドでアゴ下を剃りやすい
アゴ下は顔の中でも特に剃り残しが発生しやすい場所です。
シリーズ9 Pro+は可動するPRO密着ヘッドを採用しており、顔の輪郭へ沿わせながらシェービングしやすくなっています。
「頬は剃れるのにアゴ下だけ髭が残る」という人は、カット性能だけでなくヘッドの密着性にも注目しましょう。
3) 髭の濃さに応じてパワーを調整
髭の濃さに応じてパワーを調整する機能も搭載されています。
髭が濃い部分を効率よく処理しながら、必要以上に何度も往復することを減らしやすいため、深剃りと肌への配慮の両方を求める人に向いています。
3位:マクセルイズミ 6枚刃モデル
多枚刃の往復式を使いたいものの、価格も重視したい人におすすめなのがマクセルイズミの6枚刃モデルです。
電気シェーバーの上位モデルは価格が高くなりやすいため、「深剃り性能は欲しいけれどシェーバーに数万円をかけるのは迷う」という人もいるでしょう。
1) 6枚刃を採用
マクセルイズミの6枚刃モデルは、多枚刃を活かして広い範囲の髭を効率よく処理したい人に向いています。
頬などの広い範囲を短時間で剃りたい場合にも、多枚刃はメリットになります。
2) 価格とのバランスを重視しやすい
ラムダッシュPROやシリーズ9 Pro+のような上位シリーズと比較すると、マクセルイズミは価格を意識して選びたい人の候補になります。
「高級モデルほどの価格は出したくないが、多枚刃の往復式を使いたい」という人に注目したい選択肢です。
3) 本体価格を抑えて深剃りを狙いたい人向け
電気シェーバーでは、価格が高ければ必ず自分に合うとは限りません。
肌への配慮や細かな付加機能よりも、往復式の基本的なカット性能と購入価格のバランスを重視するのであれば、マクセルイズミも比較対象に入れる価値があります。
おすすめ3モデルを比較
今回紹介した3モデルはすべて往復式ですが、得意とするポイントは異なります。
| 比較項目 | ラムダッシュPRO 6枚刃 | ブラウン シリーズ9 Pro+ | マクセルイズミ 6枚刃モデル |
|---|---|---|---|
| 方式 | 往復式 | 往復式 | 往復式 |
| 刃・カットシステム | 6枚刃 | 5+1カットシステム | 6枚刃 |
| 主な特徴 | 深剃り・早剃り | 寝た髭・アゴ下への対応と肌への配慮 | 多枚刃と価格のバランス |
| 髭が濃い人 | 特に向いている | 向いている | 価格も重視する人向け |
| アゴ下・寝た髭 | 密着させながら処理 | 特に重視した設計 | 基本性能を重視 |
| おすすめの人 | 深剃り・早剃り重視 | 深剃りと肌へのやさしさを両立したい | コスパ重視 |
往復式と回転式はどちらがおすすめ?
電気シェーバー選びでは「往復式と回転式のどちらを選べばよいのか」と迷う人も多いでしょう。
往復式は、太く濃い髭を効率よくカットし、短時間でしっかり仕上げたい人に向いています。
一方、回転式は円を描くように動かして複数方向から髭を取り込むため、毛流れが複雑な人や、回転式特有の剃り心地を好む人に適しています。
| 比較項目 | 往復式 | 回転式 |
|---|---|---|
| 基本的な動かし方 | 直線的に動かす | 小さな円を描くように動かす |
| 得意なポイント | 深剃り・早剃り | 複雑な毛流れへの対応 |
| 向いている人 | 濃い髭を短時間でしっかり剃りたい | 寝た髭・くせヒゲが多い、肌への当たりも重視したい |
深剃りと早剃りを優先するなら往復式、複雑な毛流れへの対応を優先するなら回転式も候補と考えると選びやすくなります。
往復式シェーバーで深剃りするコツ
1) 髭の生えている方向を確認する
顔全体の髭が同じ方向へ生えているとは限りません。特にアゴ下や首では、横や斜め方向へ生えていることがあります。
指で髭を触りながら毛流れを確認し、髭を外刃へ取り込みやすい方向からシェーバーを当てましょう。
2) 肌を軽く伸ばす
アゴ下や首など柔らかい部分は、空いている手で肌を軽く伸ばすとヘッドを密着させやすくなります。
寝ている髭が起きやすくなるため、剃り残し対策にも役立ちます。
3) 強く押し付けない
深剃りしたいからといって、シェーバーを強く押し付けるのは避けましょう。
高性能な往復式ほど、力で剃るのではなく刃を適切に密着させて性能を活かすことが重要です。
4) 同じ場所を必要以上に往復しない
一方向から剃って髭が残る場合は、何度も同じ動きを繰り返すのではなく、シェーバーを当てる方向を変えます。
余計な往復を減らすことは、シェービング時間だけでなく肌への負担を考えるうえでも大切です。
往復式電気シェーバーでよくある質問
1) 6枚刃なら必ず深剃りできる?
刃の枚数だけで深剃り性能が決まるわけではありません。
髭を取り込む外刃の構造、内刃の駆動方式、ヘッドの密着性なども剃り味に関係します。そのため、6枚刃という数字だけでなく製品全体の特徴を比較しましょう。
2) 敏感肌でも往復式を使える?
敏感肌でも往復式は選択肢になります。ただし、肌への刺激の感じ方には個人差があります。
強く押し付けない、同じ場所を何度も剃らない、刃の状態を良好に保つといった基本を意識してください。肌への負担が気になる場合は、少ないストロークで仕上げやすいモデルを選ぶこともポイントです。
3) 高級モデルを選ぶメリットは?
上位モデルでは、多枚刃、高速駆動、可動ヘッド、髭の状態に合わせた制御などが採用される傾向があります。
髭が濃く毎日のシェービングに時間がかかっている人や、アゴ下の剃り残しに悩んでいる人にとっては、こうした機能が使いやすさにつながる場合があります。
4) コスパ重視なら何を確認すればいい?
本体価格だけでなく、替刃などのランニングコストも確認しましょう。
安く購入できても替刃が高価だったり入手しにくかったりすると、長期間使用した場合の総費用が高くなる可能性があります。
まとめ
往復式電気シェーバーは、濃く太い髭を効率よく処理し、深剃りや早剃りを重視したい人に向いています。
今回紹介した3モデルでは、深剃り・早剃りを重視するならパナソニック ラムダッシュPRO 6枚刃、アゴ下や寝た髭への対応と肌へのやさしさも求めるならブラウン シリーズ9 Pro+、価格を抑えながら多枚刃を選びたいならマクセルイズミ 6枚刃モデルが候補になります。
往復式だからという理由だけで選ぶのではなく、髭の濃さや毛流れ、肌質、毎朝のシェービング時間まで考えて比較することが大切です。自分に合ったモデルを正しく使い、少ないストロークで効率よく仕上げることが、快適な髭剃りにつながります。
電気シェーバー回転式と往復式の違いまとめ



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